必要なシステム構成

• Pentium 互換またはそれ以上の CPU
• CDROM ドライブ
• 最低でも 32 MB のRAM, 64 MB 以上を推奨

Mandrake Linux のインストールは、ほとんどの場合にはインストール CD を CD-ROM ドライブに入れて、マシンを再起動するだけですみます。ポイント 1を参照してください。

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NOTE:

• Mandrake Linux のバージョン 7.0, 7.1, 7.2, 8.0 からアップグレードするときには、システムを必ずバックアップしておいてください。
• もっと古いバージョン（7.0以前）からのアップグレードはサポートされていません! こういうときには、最初からインストールをしてください。アップデートではダメです。

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以下に Mandrake Linuxの各種インストール方法を挙げます:

1. CDから直接起動する
2. Windows 95/98/MEシステム上にインストール
3. Windows で起動フロッピーをつくる
4. その他のインストール方法

1. CDから直接起動

インストール CDROM は、起動にも使えます。ほとんどの場合、CDをドライブにいれてマシンを再起動すればすみます。（注：CD-ROM からの起動には、BIOS 設定を変える必要がある場合もあります。わからなければ起動フロッピーをつくるほうが安全でしょう。）起動したら、あとは画面上に出る指示にしたがってください。インストール開始には Enter キーを押すか、説明を見るには F1 を押します。

NOTE:

一部のラップトップなどでは、CDからの起動ができないこともあります。この場合には、起動フロッピーを作ってください。これについては ポイント 3 を参照してください。

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2. Windows 95/98/MEシステム上にインストール

Mandrake Linux を Windows 上のフォルダにインストールすると、ディスクのパーティションを切ったりしないですみます。これには以下のようにします:

1. 最初のCDを入れる
2. システムを再起動
3. Mandrake Linux 画面が出たら F1 を押す
4. プロンプトで lnx4win と入力して Enterを押す

lnx4win についてもっと詳しい話がいるなら、対応する readme ファイルを参照してください。

NOTE:

Windows でCD-ROM を挿入すると、ウィンドウが出てきて、インストールの概要や、Mandrake Linux のデモとチュートリアルがアクセスできます。また、以下のポイント 3で説明する起動フロッピーもここから直接作れます。.

ウィンドウが出てこなかったら、以下を実行してください:
D:\dosutils\autorun.exe
(ここで先頭の D は、CDROM のドライブ文字です)。

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3. Windowsで起動フロッピーを作る

もしコンピュータが CD-ROM からの起動ができなくて、いままでのやり方もうまくいかなければ、以下のようにして Windows で起動フロッピーを作りましょう:

• CDROM を挿入して、"マイ コンピュータ"をダブルクリックして、CD-ROM ドライブのアイコンを右クリックして "開く"を選びます。
• "dosutils" ディレクトリを開いて、"rawwritewin" アイコンをダブルクリックします。
• フロッピードライブに、空のフロッピーを入れます。
• "Image File"のところに"D:\images\cdrom.img" と入力します (CD-ROM ドライブが D: ドライブのとき。そうでなければ、最初の D をあなたのマシンの CD-ROM のドライブ文字にします）
• "Floppy Drive"フィールドで "A:" を選んで、"Write"をクリック。

インストールを開始するには:

• CDROM と起動フロッピーを両方ともマシンに入れて
• コンピュータを再起動

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4. その他のインストール方法

もし何らかの理由でいままでの手法が使えないなら（たとえばネットワークインストールがしたいとか、Pcmcia デバイスからインストールしたいとか……）、やはり起動フロッピーを作ってください:

• Linux (またはその他のUnix 系システム) では、プロンプトで以下のようにタイプします :

dd if=xxxxx.img of=/dev/fd0
• Windows では、上のポイント4で説明した通りですが、cdrom.imgのかわりに以下から適切なものを選んでください：
• MS-DOS では、CD-ドライブが D: なら、以下のようにタイプしてください:
  D:\>dosutils\rawrite.exe -f images\xxxxx.img -d A

xxxxx.img は以下から選びます :

blank.img は、カーネルのインストールをカスタマイズするための最小限のイメージです。

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デフォルトのグラフィックインストールで何か問題があったら、テキストモード のインストールも使えます。これにはMandrake Linux の起動画面で F1 を押して、プロンプトで text と入力します。

既存の Mandrake Linux システムを 救済（rescue） する場合には、インストール CD-ROM （または起動フロッピー）を差し込んで、再起動してMandrake Linux 初期画面で F1 を押して、プロンプトで rescue と入力してください。

もっと詳しい情報については、http://www.linux-mandrake.com/drakx/README を参照してください。

インストールの大まかなステップは以下の通りです:

1. インストールCD-ROM （必要ならインストール用フロッピー）をマシンに入れて再起動
2. Mandrake Linux 画面が出たら Enter を押して、あとは慎重に画面の指示にしたがう
3. インストールが終わったらCD-ROMがイジェクトされるので取り出してください（フロッピーが入っていたらそれも取り出す）。マシンが再起動します。自動で再起動しなければ手動で再起動してください。
4. Mandrake Linux が起動します。起動したらインストール中に作成したアカウントか、あるいは "root"で "Login"できます。

だいじな注:

"root" アカウントは、Linux システムを無制限で使えてしまいます。Linux の設定やシステム管理以外の目的でこのアカウントを使わないでください。ふつうにシステムを使うときには、通常のユーザアカウントを使ってください。ユーザアカウントの作成と設定には "userdrake"ツールか、"adduser USER" と "passwd USER" コマンドを使ってください。

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インストールのサポートには、Mandrake普及リストや FAQを参照してください。以下のMandrake ウェブサイトにあります:

• http://www.linux-mandrake.com/