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Gnometoaster User's Guide (based upon GnomeToaster Release 0.5 [Beta1 release])

Andreas Eckleder

May 24th 2001


Contents

1 Gnometoasterを使用する準備

1.1 ソフトウェア要件

UNIXのコンセプトに従い、Gnometoaseterは、CDレコーディングに要求される様々な機能を 再構築するのではなく、それらの機能を満たし、かつ既に発表されているソリューション に非常に大きく依存しています。しかしこの結果、GnometoasterでCDを作成する場合には、 あなたのシステムにいくつかのプログラムやパッケージをインストールする必要があります。

これらのパッケージは、Gnometoaster Homepage http://gnometoaster.rulez.org. のLinksから取得できます。 Gnometoasterをディストリビューションパッケージとしてインストールした場合は、上記の要件を満たす 状態となっているはずです。それでも、あなたのシステムが依存パッケージセット4 が正常にインストールされていないと想定して、Gnometoasterが使用するコンポーネントの機能を テストすることをお勧めします。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_depend.ps}}









GNOMETOASTER HAS DEPENDENCY TEST FUNCTIONALITY BUILT-IN AND WILL TELL YOU WHEN IT NEEDS A PROGRAM AND CAN'T FIND IT. A MESSAGE WILL POP UP IN THIS CASE TELLING YOU THE NAME OF THE PACKAGE, THE URL WHERE IT CAN BE OBTAINED AND WHAT PURPOSE IT HAS WITHIN GNOMETOASTER. JUST CLICK THE URL AND GNOMETOASTER WILL TRY TO START YOUR WEB BROWSER, GIVING YOU THE CHANCE TO OBTAIN THE MISSING PACKAGE WITHOUT SPENDING TOO MUCH TIME SEARCHING FOR IT. EVEN WITH THIS FUNCTIONALITY IN PLACE, YOU SHOULD NEVERTHELESS TRY TO MAKE SURE TO HAVE ALL THE ESSENTIAL COMPONENTS INSTALLED ON YOUR SYSTEM BEFORE STARTING GNOMETOASTER FOR THE FIRST TIME AS THE APPLICATION WILL COME UP WITH DEPENDENCY INFORMATIONS AS IT GOES ALONG, SO THOSE MAY HIT YOU IN A VERY UNFORTUNATE MOMENT, WHEN YOU NEED TO GET A JOB DONE QUICKLY.

1.2 カーネルドライバとその他の問題

CD Writerのこれまでの歴史的経緯により、今日の市場の全ての CDレコーダはOSやレコーディングソフトウェアとの通信にSCSIコマンドセットを使用して います。CD Writerは、write-onceデバイスというもともとの成り立ちのために、CDRメディアを 焼くときに連続したデータストリームを扱う必要があります。レコーディングの際に一回でも 転送レートが一定レベル以下になると、それまでに記録されたデータは通常失われてしまいます。 初期のメディアコストは約30$(約3600円ほど?)だったため、このようなことが起きると、無駄に なってしまいました。IDE/ATAPIと比較して、SCSI転送スタンダードは、CPUの使用時間を低く抑えた 状態での高いデータ転送レートと、SCSIデバイスが他のバス上のSCSIデバイスと独立して機能する という高い信頼性を料率することが知られていました。そのため、SCSIが市場での最初の CD WriterのためのバスシステムにSCSIが選ばれました。 しかし、最初のATAPI cdレコーダがローコストマーケットでヒットしたとき、誰もCDR ドライブにソフトウェアレベルでアクセスする方法を変更したがりませんでした。 なぜなら、そのためにはメーカーが1から新しいドライブチップセットをデザインする 必要があったからです。ソフトウェアサイドで既に現存する全てのドライバ基盤を再構築 するための努力は立ち往生してしまいました。そのため、彼らはIDEバス上でのデータ転送のために scsiコマンドをATAPIコマンドへラッピングする付加的なプロトコルレイヤーをデザインしました。 そのため、ATAPI CDR Writerのサポートを望むレコーディングソフトウェアに必要と されることは、initial SCSIコマンドをATAPIプロトコルへラッピングして、IDEバス 上のcdライターへ送信することとなったわけです。この機能は、通常、Windows(tm)環境では レコーディング ソフトウェアに付属してくる特別なDLLによって実行されています。なぜなら、Windows(tm)OS レベルでのそういった機能のサポートが実装されていないためです。 しかし、完全なSCSI over ATAPIエミュレータカーネルドライバがLinuxには付属しています。 あなたのIDE レコーダを任意の linux cdレコーディングソフトウェアで動かす ために必要なことは、linuxカーネルにidescciデバイスドライバを組み込むだけなのです。 この方法はあなたのシステム構成、特に、あなたが使っているディストリビューションに 大きく依存しています。例えば、Linux Mandrakeはインストール中にcd writerを認識した場合、 自動的にide-scsiドライバを組み込みます。 しかし、もしあなたが自分でコンパイルしたカーネルを使用しているならば、カーネルに ide-scsiサポートを組み込んむか(この場合、全てのATAPI cdromドライブはSCSIドライブ として認識される)、モジュールとしてide-scciをコンパイルする(この場合、Linuxカーネル にどのドライブをide-scsiドライバで使用したいかを、起動時にLILOによって 渡されるパラメータを使って、カーネルに対して通知しなければならない)必要がある。

このため、Joerg SchillingとLinux Kernel hackersの間でide-scsiドライバをCDROMドライブに アクセスするデフォルトセットアップとするかについて、激しい論争が無益に繰り広げられてきた。 明らかに、両サイドにそれぞれの主張のための理由があるため、近い将来にこの論争が変化する ことはなさそうである。

あなたがplain SCSI writerを持っているならば、SCSIカードに必要なハードウェアドライバを ロードするだけで済みます。この場合でも、バス上の独立したSCSIドライブに直接SCSIコマンドを 送信するためにSCSIgeneric kernel moduleが必要となるでしょう。

1.3 ハードウェア要件

CDRをレコーディングすることはシステム機器にかなり高い負荷をかけます。 art systemのシステムレベルは、CDRメディアを完全に記録する機能を有している べきですが、レコーダに付属しているオンボードバッファで容易に操作できる 程度の短い中断しか許容できない連続のデータストリームをCD writerが必要と する場合にも、cdレコーディングのためのハードウェア要件は低く見積もられる べきではありません。レコーディングスピードにもよりますが、オンボードに 付属の512kbや2048kbのバッファでは1秒以下しかもたないからです。

Gnometoasterのグラフィカルユーザーインターフェースとcdrecordの内部データバッファのために、 CDRを焼くためには16MBのRAMが必要です。実際、この必要メモリー容量は、XサーバがRAMを大量に消費 するのと同様、十分なものではありません。

CPUは少なくとも、Pentiumクラスの90Mhzであるべきです。on the fly5 で .mp3ファイルを安全にレコーディングするためにはPentiumクラスの200MhzのCPUが必要と なるでしょう。

CPUか、データが保管されているメディアがリアルタイムでCDに記録するには速度が不足している 場合、Gnometoasterはハードディスク上にデータをキャッシュすることができます。これを 利用するには、ハードディスク上に700Mbの空き容量が必要です。

1.4 (e.g. FreeBSD)(FreeBSDなどの)他のUnix上でGnometoasterを実行する

GnometoasterをFreeBSDのような他のUNIXシステムで実行させるという努力がなされて きました。 FreeBSDシステム上でGnometoasterを実行することは多分可能でしょうが、他のUNIX システムについて明確に述べることは現段階では私にはできません。現在、Gnometoasterは、 FreeBSD上ではSCSIレコーダしかサポートしていません。FreeBSDではOSレベルでのSCSIエミュレーションが 存在しないからです。Gnometoasterと同時に機能するburncdユーティリティを得ることを試みてきた人も いましたが、それらが成功したかどうかについては私は見当もつきません。 プログラムを少しだけ覗きましたが、ディスクに書き込まれているデータ量を特定するオプション がなくなり、かつ、標準入力からこのデータを受け取ることができなくなると、Gnometoasterは 動かなかくなるだろうということを恐れています。

1.5 Gnometoasterの入手とインストール

GnometoasterはGnometoaster Homepage http://gnometoaster.rulez.org: から、いくつかの 提供形態で取得することができます。:

1.5.1 Installing Gnometoaster from a source tgz archive

ソースコードからGnometoastereをインストールするためには、Gtk+/Gnomeアプリケーションを 作成するために必要な開発ツールを全てインストールする必要があります。 特に、ELF 実行形式を作成する機能を持つGNU Cコンパイラは重要です。 X、Gtk+、とglibと同様にカーネルヘッダファイルが必要となります。あなたのシステムにこれらが 揃っているならば、インストールを開始する準備ができました。以下の手順でインストールを 進めてください。

Gnometoasterによってシステムが一杯になったら、Gnometoasterのソースコードディレクトリで、 make uninstallとタイプすることで簡単にアンインストールすることができます。

1.5.2 Installing a sourcecode distribution package

これはあなたが使用しているディストリビューションに依存します。あなたのシステムでGnometoaster をどのようにしてビルドするかを簡単に確かめる方法は、あなたのディストリビューションのドキュメント を調べることです。

1.5.3 Installing Gnometoaster as a binary package

これはGnometoasterをインストールする最も簡単な方法です。Gnometoasterパッケージを インストールするディストリビューションパッケージマネージャを使用する必要があります。 Debianボックスでは、Debian potatoシステム上でdpkg -i gtoaster-xxxx.deb または apt-get install gtoaster とタイプすることでインターネット上から最新のGnometoasterを直接インストールすることができます。 RedHat、MandrakeおよびSuSEユーザーはrpm -i gtoaster-xxxx.xxx.rpmとタイプします。 Gnometoasterが、Linux MandrakeとDebianなどのようにディストリビューションに付属してくる 場合、インストールするためにディストリビューションパッケージセレクトツールを使用することが できます。

1.6 Gnometoasterの構成

最初のレコーディングでCDをコースターに しないために、以下のインストラクションを注意して読んでください。さもないと、Gnometoaster の動作についてかなり多くの重要なことを学ぶことになるでしょう。

1.6.1 Initial Setup and Quick Start

Xターミナル上でgtoasterとタイプすることで、Gnometoasterを起動します。 この際のアカウントは、Gnometoasterを実行する予定のアカウントです。 cdrecordコマンドに+suid rootが設定されている 場合(この操作がシステムに巨大なセキュリティホールを空けていることを認識してください。 全てのユーザーはcdrecordを使ってあなたのシステムからcdを作成することができるのです。 通常のユーザーにcd writerへのアクセスを許可するためのいくつかの方法に関してはFAQを見て ください。)を除いて、多くの場合はrootアカウントとなるでしょう。 次にEdit/Preferencesまたはツールバーアイコンをクリックして、Gnometoaseterの設定ウィンドウ を開きます。

最新バージョンのGnometoasterであなたがやるべきことは、GnometoasterがあなたのCDドライブを 正常に認識しているかどうかをチェックすることだけです。Gnometoasterは起動時にいくつかのドライブ を自動認識して、"CDROM and Recorder Setup"ペインに表示します。そこへ移動して、あなたの 全てのドライブが表示されているかを確認してください。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gtshot_drivesetup.ps}}









次にGnometoasterが全ての設定を正常に認識しているかどうかをチェックしてください。各ドライブを 選択して、"edit"ボタンを押してください。次のようなダイアログボックスが開きます。









\resizebox*{0,8\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_editdrvsettings.ps}}









SCSI IDが正しいか、デバイスファイル(ドライブをマウントする際に 使用するもの)が正しいか、特に右のマウントポイントが正しいかを確認してください。 マウントポイントの認識はトリッキーで、しばしば失敗します。あなたのドライブを通常マウントする 場所(すなわち、/mnt/cdrom、/cdrom、...)を設定してください。 最後に、"This Drive is a CD writer"フラグがセットされて、cd writerとして認識されているか どうかを確認してください。また、"USE SCSI Interface for DAE"スイッチがセットされているかを 確認してください。これはGnometoasterがunified cdromインターフェースよりも優れたクオリティーと パフォーマンスを得られるよう、ディジタルオーディオエクストラクションの際にSCSI generic インターフェースを使用することを可能にします。ほとんど場合、あなたが設定することは Gnometoasterに書き込みスピードの設定をすることです。以下のセクションは特別な場合に実行します。

1.6.2 Using GnomeToaster in Multi-User environments

Gnometoasterをマルチユーザー環境(Gnometoasterの一つ以上のインスタンスが異なるユーザー アカウントから同時に実行される場合)で実行しようとする場合、ISO9660オプションの "ISO Temporary files"ディレクトリを $tmpdirから$HOMEへ変更する必要があります。これにより GnometoasterはISOデータのテンポラリファイルをユーザーごとに作成することができます。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_multiuser.ps}}









1.6.3 Configuring IDE devices

この時点で、Linux上でSCSIエミュレーションを使用してATAPI CDROMにアクセスできるよう構成する ことが一般に推奨されるますが、一部のディストリビューションはCD Recorderだけの ためにide-scsiが構成されます。この場合、GnometoasterはATAPI CDROMドライブを自動認識する 意味はありません。cd writer以外は表示されないことがお分かりでしょう。。 この場合、ide-scciを通して他のドライブにアクセスできるよう カーネルを構成するか、またはGnometoasterにドライブが見つけられるよう教えてあげるかのどちらかの 方法があります。

これを実行するには、"CDROM&Recorder Setup"に行って、再度"Add"ボタンを押します。 すると、次のようなダイアログボックスが現れます。









\resizebox*{0,8\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_newdrive.ps}}









"Model"と"Manufacturer"を設定します。その後、そのドライブの正しいデバイスファイルを設定します。 (通常は/dev/cdromまたは/dev/hdc)。これはドライブをマウントする際に使用するデバイスファイル です。SCSI IDは変更せず、正しいマウントポイントを設定します。 これは通常 /mnt/cdrom または/cdromとなります。確認のために、/etc/fstabを見てください。 次に"This Drive is a CD writer"と"Use SCSI Interface for DAE"にチェックがされてない ことを確認して、"OK"を押します。以上です。IDEドライブを読むために使用することができます。また、 Gnometoasterのソースセクションに"CDROMドライブ"ツリーが表示されます。

2 基本機能およびインターフェース概念

Gnometoasterをセットアップして実行する準備が整った今、Gnometoasterで最初のCDRを焼く瞬間 にうずうずしているだろう。しかし、全てが正常に機能するかどうかテストをすべきです。 CD/RWレコーダでGnometoasterを使用しているならば、CD/RWのブランクディスクを入れて、 ツールバーの"Clear Disc"ボタンを押してください。 ツールバーがないなら(GNOMEサポートが無効になっている場合)、Gnometoasterウィンドウの 左下の端にあるレコーダアイコンを押して、"notebook page"の"Clear Disc"ボタンをクリック します。Gnometoasterはクリーニングプロセスについてのup-to-dateなダイアログボックスを 表示し、数分後に消えます。レコーダページの右に"Client output"とラベルされているターミナルに 注意してください。これはあなたのCD/RWを消去している間cdrecordの出力を示します。エラーメッセージが 表示された場合、設定を確認して、おかしいところが見つけられない場合はこのドキュメントの トラブルシューティングセクションを読んでください。









\resizebox*{0,8\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_blank.ps}}









Gnometoasterメインウィンドウの下部にあるnotebookページをよく見ておいてください。









\resizebox*{0,4\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_notebook.ps}}









最初のアイコンはvirtual filesystemを表示するファイルマネージャを表示します。 このファイルシステムを編集(e.g.ファイルを加える、ファイルを消去する、ディレクトリを 作成する)しても、あなたのコンピュータディレクトリやファイルシステムに影響はありません。 Gnometoasterのファイルシステムエディターで編集するものは、あなたが作成するCDR上の単なる仮想的な データトラックです。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_fsedit.ps}}









2番目のアイコンはGnometoasterのトラックエディターを表示します。ファイルシステムエディター と同様に、これは単なる仮想的なトラックリストであり、Gnometosterのレコードボタンを押すと 直ぐに"real"になります。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_tracklist.ps}}









最後のアイコンで、様々なレコーダ設定のあるページが表示されます。あなたはこのページで、 必要に合わせてレコーディング設定を調節することができます。例えば、レコーダのスピード、 あなたが書き込みたいlead-outのタイプ、boot可能なものかどうか、などです。









\resizebox*{0,8\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_recoptions.ps}}









Gnometoasterウィンドウの上半分はdata sourcesのリストを示しており、特に、 "Unix tree"と呼ばれるアイテムと"CDROMドライブ"と呼ばれるアイテム、および"Internal structures" と呼ばれるアイテムを表示しています。"Unix tree"アイテムをクリックすると、あなたのシステム のルートディレクトリを起点としたディレクトリ構造が表示されます。 ディレクトリをクリックするとその中身が右のツリーに表示されます。"CDROMドライブ"をクリックすると あなたのシステムにインストールされているCDROMユニットが表示されます。ドライブのひとつをクリック すると、指定したドライブにあるメディアのトラックのリストを表示します。最後の "Internal structures"は、"Gnometoaster filesystem"というひとつのアイテムしか表示しません。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_source.ps}}









通常は、Gnometoasterウィンドウの上部に表示されているアイテムをドラッグして、ウィンドウ下部の トラックエディターとファイルシステムエディターのどちらにもドロップすることができます。もちろん その結果は異なります。これはあなたがどのようにしてCDRを作るか、によります。

ステレオにディスクが挿入されたときに、すべてが分離したトラックとして見えるべきならば、 トラックリストにドラッグしなければならないですし、Gnometoasterのisoファイルシステムで全てが end upしているべきならば、ファイルシステムエディターにドラッグしなければなりません。

マウスで、左ボタンの替わりにボタンをクリックすると、Gnometoasterは自動的に ハードディスク上に、あなたがドラッグしたデータのコピーを作成します。ソースセクションに加え、 ファイルは、あなたがお気に入りのファイルマネージャといった外部のソースからもGnometoasterへ ドラッグされる。

最後に、メインウィンドウの最下部にあるfillstateディスプレイを見てください。 あなたが作ろうとしているCDR上でトラックが占めているパーセンテージが、使用されているMBと オーディオ再生時間と一緒に表示されているでしょう。 MBサイズは全てのトラックのオーディオトラック7 表現のために表示されています。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_fillstate.ps}}










2.1 コンピュータ のハードディスクにあるファイルからCDRを作成する。[ISO9660ファイルシステムのマスタリング]

この章ではCDRにファイル(グラフィックファイル、またはドキュメントファイルなど)を記録する方法 について説明します。CDRにファイルを書き込むには、Gnometoasterウィンドウの上半分の"Unix tree"から、又は あなたのお気に入りのファイルマネージャからファイルをドラッグして、ファイルシステムエディターへドロップ するだけです。(Gnometoasterウィンドウの左下のアイコンの列の1番目をクリックしてください) 8. ファイルを選択、クリックし、ポップアップメニューを表示させて、ファイルを削除したり、 ディレクトリを作ったり、ファイル名やディレクトリ名を変更したりすることができます。 ファイルシステムエディターのファイルツリーのroot itemを選択して、renameを選択 すると、データトラックのVolume IDを設定できます。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_mastercd.ps}}









最後に、あなたが選択したファイルシステムがGnometoasterのデスティネーショントラックリストの 一部となっていることを確認してください。Gnometoasterのソースエリアにある"内部構造"の中の "Gnometoaster Filesystem"は、あなたが今編集した仮想的なファイルシステムのトラック表現なのです。 あなたが仮想ファイルシステムを編集するときにそこが空だった場合、Gnometoaster Filesystemは 自動的にトラックリストに加えられます。Gnometoasterのツールバーのレコードボタンを押す、または









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_addgtfs.ps}}









プレーンなGtkバージョンを使用しているならば、レコーディングオプションに切り替えて、そこで レコードを押すとレコーディングが実行されます。レコーディングオプションパネルが レコーディングプロセスについていくつかのコントロールをあなたに与えることに注意してください。 cdを閉じない、またはマルチセッションTOCを書き込む、などを指定することができます。

PLEASE NOTE THAT DUE TO LIMITATIONS OF THE MKISOFS BACKEND DRIVER GNOMETOASTER CANNOT CURRENTLY MASTER CDS CONTAINING SYMBOLIC LINKS. THIS MAKES IT UNDESIREABLE TO DO HARDDISK BACKUPS OF A UNIX SYSTEM WITH IT. IF YOU WANT TO MAKE A BACKUP, I'D SUGGEST PUTTING YOUR STUFF INTO A .TGZ ARCHIVE AND BURNING THIS ARCHIVE INSTEAD. THIS WAY YOU'LL ALSO PRESERVE ACCESS PERMISSIONS WHICH GNOMETOASTER WILL NORMALIZE INTO ``RATIONAL ROCKRIDGE'' IF NOT TOLD OTHERWISE. GNOMETOASTER WILL ATTEMPT TO RESOLVE SYMBOLIC LINKS BY ADDING THE FILES THEY REFERENCE INSTEAD. THIS ONLY WORKS FOR FILES, NOT FOR DIRECTORIES. IF YOU TRY TO DRAG A SYMBOLIC LINK TO A DIRECTORY INTO THE FILESYSTEM EDITOR, YOU'LL RECEIVE THE ERROR MESSAGE ``CAN'T ADD SYMBOLIC LINK TO FILESYSTEM TREE''.

2.2 ISOイメージを記録する

ソフトウェア、特にLinuxディストリビューションを、ISOイメージと呼ばれる形態で配布 することが非常に一般的になってきました。これらのファイルは.isoまたは.rawという拡張子 で識別することができます。 Gnometoasterを使って、これらのファイルからCDROMを作成することができます。そのためには、 CDに焼きたいISOファイルを選択するか、Gnome Midnight CommanderやNautilus、Konqueror などのファイルマネージャからドラッグして、トラックリストへドロップします。 トラックリストはGnometoasterウィンドウの左下の2番目のアイコンです。:









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_isoburning.ps}}









次にあなたが望むレコーディングオプションをレコーディングパネルで選択して、レコードボタン を押します。通常は"Multisession"スイッチをオフにして、"fixate"スイッチをオンにします。 さらにあなたのレコーダがサポートする最大の記録速度に設定します。









\resizebox*{0,9\columnwidth}{!}{\includegraphics{gt_defaultburnoptions.ps}}










2.3 ブート可能な ISOイメージを作成する

Gnometoasterで、boot可能なISOファイルからCDROMを作成する方法についてユーザーから度々 質問がなされます。答えは、そのために何もする必要はない、です。El Toritoスタンダード に従うCDROMのboot構造はISOファイルの一部であり、あなたのISOファイルがboot可能である ならば常に、あなたがそのISOファイルから作ろうとしているCDROMは自動的にboot可能と なります。この場合、"Make bootable flag"またはポップアップメニューの"Make Bootimage" エントリーを実行しないでください。CDが使用できなくなるでしょう。(Gnometoaster Filesystem トラックがあなた作成しようとしているトラックリストに滑り込むためです)。

2.4 オーディオCDレコーディング (他のCDやMP3、WAVなどからステレオで再生できるCDを作成する)

あなたがオーディオCDをレコーディングしようとしているならば、そのデータがどこに あるかかに気を配ることから始めるべきでしょう。Gnometoaseterはオーディオトラックを 作成するために2つの方法を提供します。1)ファイルから作成する、または2)別のCDにある オーディオトラックを吸い出す、という2つの方法です。

最初の場合、あなたはGnometoasterのファイルシステムからあなたがレコーディングしたい オーディオファイルを選択して、トラックエディター(デスティネーションエリアの2番目の アイコンのペイン)へドロップするだけです。ファイル名をソースから読み込みながら エントリーがトラックリストに追加され、オーディオトラックのサイズがバイトで右側に 表示されているのが分かるでしょう。 あなたは、Gnometoasterが認識するタイプのオーディオファイルしか取り扱うことが出来ない、ということに 注意してください。デフォルト設定では、.mp3と.wavファイルをサポートしますが、他の種類の ファイルを追加することが非常に簡単に行うことが可能です。 ("advanced configuration"を参照してください)10.









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_addmp3.ps}}









2番目の場合でもそれほど違いはありません。ファイルシステムツリーからファイルを選択する 替わりに、Gnometoasterのソースエリアの"cdrom drives"ツリーにリストされているcdrom drive からトラックを選択します。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_addaudiotrack.ps}}

デフォルトでは、別のCDから読み込んだオーディオトラックはプリキャッシュされます。 すなわち、ハードドライブに保存されます。GnometoasterはオーディオトラックをOn-The-Fly でコピーできます。Gnometoasterの"CD Digital Audio"設定にある"Precache audio tracks" オプションのチェックを外すだけで、その設定ができます。










\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_audioonthefly.ps}}









もちろん、別のCDのオーディとトラックと、mp3ファイルを自由に組み合わせることもできます。

最後に、演奏する順序をおもしろくするために、Gnometoasterのトラックリストを再編集することも 可能です。そのためには、リストの中でオーディオトラックをドラッグするだけです。 あなたがマウスのボタンをリリースしたトラックリストの場所に、オーディオトラックが挿入 されることが確認できましたか?

Gnometoasterで作成されたオーディオCDは、マルチセッションか、"fixated"されていない場合を 除いて、普通のCDプレイヤーで実行できます。

PLEASE NOTE, THOUGH, THAT NOT ALL TYPES OF MEDIA CAN BE PLAYED ON EVERY CD PLAYER. FIRST OF ALL, SOME VERY OLD CD PLAYERS MIGHT ENTIRELY REFUSE TO PLAY CDRS BECAUSE CDRS DON'T REFLECT THE LASER LIGHT AS WELL AS NORMAL COMPACT DISCS. ALSO, SOME DVD PLAYERS CAN'T PLAY CDR/RW MEDIA. CDRW MEDIA IN GENERAL ARE A BIT TRICKY AS NO CD PLAYER OLDER THAN 3 YEARS IS SUPPORTING THIS MEDIUM TYPE. SO ALWAYS CONSIDER THE INTENDED USE OF YOUR BURNED CDS WHEN CHOOSING THE MEDIUM TYPE.

Another important hint: まれに、Gnometoasterがmp3、または wavファイルの演奏時間を正しく計算することができない場合があります。これはファイルに 小さな情報欠損がある場合に起こります(デジタルラジオを通して転送されたmp3ファイルなど)。 トラックリストに表示されているmp3ファイルの見積もり演奏時間が実際の演奏時間と 異なっていると分かった場合は、マウスの右ボタンを押しながらそのオーディオファイルを トラックリストへドラッグしてください。この操作でハードディスクにプリキャッシュすること により、、Gnometoasterは、mpg123などのプログラムによってデコードされる実際のオーディオ ストリームのサイズを認識することができます。

トラックリストがあなたの思い通りに出来上がったら、どのレコーダ設定を選ぶかを決めます。 Gnometoasterでは複数のレコーディングモードを選択できます。それぞれに長所と短所が あります。


2.5 Gnometoaster のレコーディングモード。Gnometoasterを使ってdisc-at-onceレコーディングを行う方法。

DISC-AT-ONCEモードはオーディオCDにとって最も精密なレコーディングモードです。 disk-at-onceモードでだけ、オーディオトラック間に2秒のギャップを含まないCDが作成できるのと 同様、CD-Textをレコードすることが可能になります。Gnometoasterはdisc-at-onceモードで レコーディングするための2種類のバックエンドプログラムをサポートします。 この目的のために使用される標準的なバックエンドプログラムはAndreas Muellerのcdrdaoです。 cdrdaoは数種類のレコーダでCD-Textを書き込むことが可能であり、そのためオーディオCDの バックエンドの選択肢となりました。上述のとおり、これがデフォルトで使用される バックエンドプログラムです。 Gnometoasterのレコーダ設定の中の"Use alternative dao client"を変更することで、 daoの替わりにcdrecordを使用するよう設定することができます。レコーディングパネルの CD-Textスイッチがこの場合は設定できないことに注意してください。それ以外は cdrecordはcdrdaoと同じようにdisc-at-onceモードで書き込みが可能です。

NOTE THAT SOME CD RECORDERS ARE ONLY SUPPORTED BY CDRECORD WHILE OTHERS ARE ONLY SUPPORTED BY CDRDAO. SO IF YOU FIND YOUR CD RECORDER DOESN'T WORK CORRECTLY WITH GNOMETOATER, TRY SWITCHING THE ``USE ALTERNATIVE DAO-CLIENT'' FLAG IN GNOMETOASTER'S PREFERENCES.









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_cdrecorddao.ps}}









TRACK-AT-ONCEはDATA CDマスタリングのために選択されるモードです。マルチセッションディスクを 作成でき、古いレコーダを含む大多数のレコーダで動作します。Track-at-onceレコーディングは、 cdrdaoが現時点ではdisc-at-onceレコーディングモードでのみ動作するのと同様、cdrecordでのみ 動作する。両方のレコーディングモードのスイッチは、Gnometoasterのレコーディングパネルの "disc-at-once"フラグにチェックを入れる/外すで設定されます。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_discatonce.ps}}









2.6 ミックスモードCDを作成する

Gnometoasterを使ったmixedモードCDRを作成するプロセスは2.1.1と2.1.4で説明したステップ を組み合わせるだけです。思い出してください、Gnometoasterファイルシステムの中で 編集されたデータトラックはソースエリアの"内部構造"に表示されます。いつも確認する ことは、トラックリストの最初のトラックです。そうすれば完璧にうまくいくでしょう。 あなたが必要とするオーディオトラックは何でも、トラックリスのの"Gnometoaseter filesytem" の後ろに加えればよいのです。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_mixedmode.ps}}









2.7 他のCDをコピーする方法

たまに、CDからCDへの1:1のコピーを作成する必要が生じます。バックやmass-productionのためです。 まず最初に、copyrightを尊重してください。ソフトウェアまたは音楽をコピーすることは 簡単ですが、それらを作成することは容易ではありません。Gnometoasterはフリーソフトですが、 他のソフトウェア著作者は著作物に対する代償を期待するでしょう。この種の仕事で人々は 生計をたてているということを常に頭に置いておいてください。

CDのコピーを作成することは、オーディオでもデータでも、Gnometoasterを使えば非常に 簡単にできます。ソースセクションにあるCDドライブを選択して、そのコンテンツを全て トラックリストへドラッグするだけです。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_cdcopy.ps}}









次にレコーディングパネルでレコーダの設定を確認し、レコードボタンを押します。レコーディングパネル のCD-Textスイッチをチェックすることで、オーディオCDにCD-Textデータを加えることもできます。 詳しくは、[*] を参照のこと。Gnometoaseterはfreedb.freedb.orgを検索 して、オーディオCDのトラック名を自動的に解決しようとします。そのためにはインターネットに 接続する必要があります。

2.8 CD/RWメディアでの実行

CD/RWメディアはバックアップや友達とファイルや音楽を交換するのに最適なメディアです。 Gnometoasterを使って通常のCDRと同様にCD/RWメディアを使用することができます。CD/RWを使う 場合に通常の操作に加えて必要なことは、ひとつだけ、disc blanking です。

Gnometoasterを使ってCD/RWディスクを消去するためには、ツールバーの"Blank Disc"アイコンを 押すか、Gnometoasterのレコーディングパネルの"Blank Disc"ボタンを押すだけです。Gnometoasterが full blankとTOC onlyの2つの消去方法をサポートすることに注意してください。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_blankfast.ps}}









フルブランクを実行すると、CD/RWのメディア全てを焼いてメディア上の全データが消去 されます。あなたのCD wirterのスピードによっては、この操作にメディアの最大演奏時間 と同じ程度の時間が必要となる可能性があります。そのため通常はTOC onlyを使いたいと 思うでしょう。TOC onlyは最初の数セクターをブランクにしてメディア全体がブランクで あるようにCD レコーダをだます方法です。この方法では、2倍速で2分以下の時間で済みます。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_blank.ps}}









2.9 マルチセッションディスクを操作する

設定が終われば、Gnometoasterで、Windows(tm)アプリケーションと同じように、 マルチセッションディスクを作成することができます。

2.9.1 A Primer on how Multisession is done in general

最初のCDROMが市場でヒットしたとき、cdレコーダは存在しませんでした。そしてCDの内容 を変更する方法はどこにもありませんでした。最初のレコーダが発売されたとき、すぐに、 cdレコーダのバックアップに何故ファイルが追記できないのかという声があがってきました。 結局、CD全部を埋めるデータが十分になかった場合には、実際に目で見える空き領域 がCDR上にできてしまうのです。CDはwrite-at-onceメディアとして使用されてきたので、 データを追記する簡単な方法は存在しなかったのです。その結果、TOC12 に僅かな変更がなされました。現在書き込まれているCDの先へのポインタについてのフィールド 情報を含めることで、CDはどこから続けて書き込みをすればいいかが分かるようになる という仕組みです。

2.9.2 Now what do I have to do to make GnomeToaster write Multisession Discs ? Do I need a special setup ?

マルチセッションディスクを作成することはちょっとしたこつが必要です。 そのためには、アプリケーションとCD writerの間の相互の情報のやり取りが必要と なるからです。まず最初に、Gnometoasterはディスクのどの場所から続きを書き込めば いいかを知る必要があります。次に、そのディスク上にあるデータが何かを知る必要 があります。2番目は、マルチセッションディスクをマウントしてファイルシステム 構造をスキャンすることで分かります。そのためにも、Gnometasterはディスクを どうやってマウントして、そのディスク上のファイルを見つける場所を知る必要が あります。通常、ファイルシステムを含む全てのドライブにはマウントされる特別な ディレクトリがあります。これがマウントポイントです。通常、このディレクトリは ファイルシステム上では/cdromや/mnt/cdromのようになっているでしょう。レコーダの ドライブ設定で、このパスを入力しなければなりません。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_editdrvsettings.ps}}









Gnometoasterはどこにドライブをマウントすればいいかが分かりましたので、次にやることは マウントするためのコマンドを何にするかを決めることです。これはシステムごとに異なって いますが、ほとんどのLinuxディストリビューションは単に、"mount /mountpath"と入力する だけでマウントが実行されます。ここで、/mountpathは上記で設定したマウントポイントです。 これがGnometoasterが実行しようとすることです。この動作はGnometoasterのISO9660設定 yージで設定できます。が、しかし・・・









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_setmountcmd.ps}}









普通、あなたはそういうことをやりたくないでしょう。簡単な方法はマウントコマンドの オプション部分には触らずに、正確な規則に基づいて、マウントするために/etc/fstabファイルを 編集することです。通常、ファイルシステムを保持している全てのデバイスはfstabファイル にエントリがあり、マウントポイントのデバイススペシャルファイルが割り当てられてい ます。さらに決めなければならないことは、マウントコマンドが発行された際にマウント する方法です。ノーマルユーザーアカウントからGnometoasterを実行したい場合は、 /etc/fstabのcd writerのエントリーに"user"オプションがあることを確認しなければ なりません。さもないと、ノーマルユーザーはファイルシステムをマウントできないので、 Gnometoasterは前のセッションのファイルシステムをインポートするのに失敗するでしょう。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_fstab.ps}}









私のCDROMとCD-Writerの、/dev/scd0と/dev/scd1という各エントリに注意してください。 一度適当に設定すれば、準備は完了です。


2.9.3 How to start a Multisession disc

あなたがブランクCDRに書き込みを行いたいが、CDに書き込まれるファイルを確認したいと しましょう。そのためには、以下のセクションの記述[*] のようにファイルシステムを編集してください。それでは、次にレコーディングパネルを 見てみましょう。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_mswrite.ps}}









PLEASE MAKE SURE YOU HAVE THE ``FIXATE'' OPTION SELECTED ALL THE TIME. IT MEANS THAT A LEADOUT WILL BE WRITTEN AFTER YOUR SESSION WHICH IS ABSOLUTELY NECESSARY TO BE ABLE TO READ YOUR DISC WITH A NORMAL CDROM DRIVE. FIXATING DOES NOT MEAN YOU WILL NOT BE ABLE TO APPEND DATA TO YOUR DISC, IT MIGHT EVEN HAPPEN THAT NOT SELECTING ``FIXATE'' WILL PREVENT YOU FROM APPENDING ANY DATA SESSIONS. THE ``FIXATE'' OPTION SHOULD ONLY BE TURNED OFF IF YOU WANT TO BURN AN AUDIO CD IN MULTIPLE STEP, THAT IS, BURN THE FIRST 3 TRACKS AND BURN THE NEXT 6 TRACKS TOMORROW. IN THIS CASE, YOUR CD WILL NOT BE READABLE BY A NORMAL CD PLAYER UNTIL THE ``FIXATE'' SWITCH HAS FINALLY BEEN TURNED ON FOR THE LAST WRITING PROCESS.

2.9.4 How do I append to a multisession disc ?

あなたはGnometoasterを起動して、空のファイルシステムエディタを見ているとします。 データを追記したいマルチセッションディスクをcd writerに挿入して、Gnometoasterの ツールバーにある"Inport"ボタンを押すか、"Edit"メニューから"Import session"を選択 します。数秒後、前に書き込んだセッションの内容がファイルシステムエディターに 表示されます。前セッションの全てのファイルが青色であることに注意してください。 これは現在編集しているファイルと区別可能になっています。

あなたは前のセッションのファイルを置き換えることもできます。この場合、色が黒に 変化します。しかし、前のセッションのファイルを削除することはできません。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_editms.ps}}









When you're done editing, set your recorder settings to the values described in [*] and hit record. You can repeat this process until all available space on your disc has been consumed.

BE AWARE THAT EVERY SESSION ON A DISC WILL REQUIRE APPROXIMATELY 15 MB OF ADDITIONAL SPACE FOR THE LEAD-OUT STORED SEPARATELY FOR EVERY SESSION. SO TRY TO COLLECT ANY FILES ON YOUR HARDDISK AND WRITE THEM TO THE CDR COLLECTIVELY TO SAVE SPACE. OF COURSE, NOWADAYS BLANK CDS ARE CHEAP BUT HAVING HUNDREDS OF CDS OCCUPYING A GOOD PART OF YOUR LIVING SPACE IS NO GOOD DEAL EITHER.

3. Advanced function

3.1 複数データトラックのCDRを作成する

GnometoasterはCDR上にひとつ以上のトラックを作成することをサポートしています。 これはあなたの望む順番でトラックリストに選択したトラックをドラッグするのと 同じくらい簡単です。"Gnometoasterファイルシステム"のインスタンスが同じ ファイルシステム構造に常に含まれるという制限があるだけです。ひとつのCDに 1つ以上のデータトラックがあることをサポートするOSは、私が知っている限りでは BeOS(tm)だけです。

Gnometoasterはトラックロケーションをソートしません。これはすなわち、 最初のデータトラックの後に、比較アドレスと一緒にファイルシステムだけが書き込まれる だけであるということを意味します。完全アドレススキームを使用している、ISO9660とUDF の両規格は動作しないでしょう。動作するファイルシステムはAppleHFSとBeOSファイルシステム (BeFS)を含みます。

3.2 ブート可能CDを作成する

Gnometoasterは現在、最も一般的なタイプのbootable CDROM:floppyディスクエミュレーション をサポートしています。このモードでは、あなたのPCのBIOSはCDROM上のbootable floppy disc のイメージファイルを読み込む基本的なCROMアクセス機能を提供します。このイメージを 使用して、あなたのBIOSはこのモードで通常のfloppyディスクを透過的にエミュレート します。すなわち、DOSブートディスクのイメージを使ってCDRをブート可能にすると、 ブートが実行される時、あなたのシステムからはこのイメージがドライブA:として見えるわけです。 他のエミュレーションと同様、このfloppyエミュレーションはBIOSがあなたのディスクドライブ に使用されている場合にのみ機能するということに気をつけてください。Linuxは カーネルが読み込まれるとすぐに自分のfloppyドライバーを使用するので、これは特別な概念 としての価値があります。

この概念を憶えていれば、Gnometoasterでboot可能なCDRを作成することは非常に 簡単です。あなたが使用したいbootable floppyイメージをGnometoasterの ファイルシステムエディターにドラッグします。次に、それを選択し、マウスの 右ボタンをクリックします。ポップアップメニューの"Make Bootimage"を選択すれば 完了です。あとは、あなたのお望みのものをCDに加えて、レコードボタンをクリックしてください。

レコーディングパネルを少し見れば、"El Torito"というセクションがあることに気づく でしょう。El Toritoはbootable CDを定義している標準規格の名前です。したがって、 そこでのbootable CDに関する設定オプションが分かるでしょう。レコーディング パネルのこのセクションで設定が必要なことは多くはありません。boot機能に関する CDRの現在の状態を示しているだけです。最終的にCDをboot可能にするのを止めると決めた 場合には、"Make bootable"オプションのチェックを外すことができます。別のやり方は Gnometoasterのファイルシステムエディターからbootイメージを削除することです。 選択されたbootイメージが存在しているファイルを示していない場合、"Make bootable" オプションはグレイアウトになります。

NOTE THAT YOU DO NOT NEED GNOMETOASTERS BOOTABLE CD CREATION CAPABILITIES IN ORDER TO MAKE AN ISO IMAGE BOOTABLE. THOSE IMAGES ARE EITHER BOOTABLE OUT OF THEIR OWN RIGHT OR THEY AREN'T. SEE [*] FOR FURTHER INFORMATIONS.

3.3 プリキャッシングの概念、私の コンピュータが十分に高速でない場合にできることは何か?

ごくごく、まれにmp3ファイルをCDRに記録できないという人がいるかもしれません。それは、 その人たちのコンピュータが、rawオーディオストリームデータを記録するのに必要な 速さでmp3ファイルをデコードすることができないからです。そうでなければ、あなたの子供が 何度も円盤投げに使ったり、あなたの奥さんがダイニングテーブルスタンドが安定する ように利用した古いコンパクトディスクのコピーを作ることを想像してください。地球上 の技術で作られたCDROMで、あなたのレコーダを満足させる時間内にこれらのCDを正確に 読みだすものはないでしょう。

Gnometoasterでは、これに関する方法があります。Gnometoasterの設定で、指定した トラックタイプのプリキャッシングを実行することができるのです。そのタイプのトラック に対しては、プリキャッシングが適用されます。または、ファイルやトラックをトラック エディターへドラッグする時にマウスの右ボタンをクリックしながら実行することで プリキャッシングが設定されます。この概念はファイルシステムエディターに対しても 機能します。いま、古いワードプロセッサーのインストレーションディスクのバックアップ を作りたいとします。1.44のFDは数年後にその内容の一部の情報がなくなるという 傾向が常にあるからです。そのようなことが起きないISO9660ファイルシステムへの プリキャッシングするために、あなたはファイルシステムを作成する間に何度も何度も ディスクを変更する必要があります。 ソリューションはディスク上のファイルを加える間マウスの右ボタンを押しつづけることです。 これにより各々のファイルをGnometoasterにプリキャッシュさせます。

3.4 トラックからファイルへの変換: Let's do it the other way round

トラックをファイルへ変換する機能がほとんどのCDレコーディングプログラムによって 提供されていますが、Gnometoasterがやっているようにそれらのトラックから 何をつくるかをユーザーに決定させるものはほとんどありません。あなたの お気に入りのオーディオCDのコンテンツをmp3ファイルとしてハードディスクに記録 したいという状況を考えてください。この目的のために利用できるソフトウェアは たくさんありますが、ここしばらくはgripと呼ばれるものを使ってきました。しかし、 どうにかして.wavファイルを作成する適当なインターフェースを提供しなければ ならない場合、Gnometoasterやその他の方法によってサポートされている全ての エクステンション群やファイルタイプを、なぜサポートしないのか?

その取引はこれです。あなたは任意のトラックをファイルシステムエディターへ ドラッグできます。そして自動的にデフォルトのファイルタイプへ変換されます。 マウスの右ボタンを押しながらドラッグすると作成するファイルタイプを質問 するポップアップメニューが開きます。

ファイルシステムエディターへトラックを加えたくはないが、ハードドライブのどこかの ディレクトリに記録したいといった場合、あなたが望む全てのトラックを選択し、 右ボタンを押します。"Save Track as ..."をポップアップメニューから選択します。 行き先ディレクトリと変換したいファイルタイプを尋ねられます。 あなたのコンピュータがcddbサーバに接続されているなら、エンコードされた ファイルは自動的にファイルネームを適当に得ることに注意してください。 ID3タグと同じようなトラックタイトル識別子を作成するステップは現在ありません。 このように、目的を果たすために他の音楽エンコーディングソフトウェア を利用したいかもしれません。現在はトラックエディターだけでの機能であり、 ソースエリアのトラックリストはポップアップメニューが出ないようになっています。 そのため、トラックをファイルへ変換するためには始めにトラックエディターへトラックを ドラッグする必要があります。

Hint: ハードディスク上の特定のタイプのファイルを変換するために、Gnometoasterの ファイル変換スキームを使用することができます。変換したいファイルをトラックエディター へドラッグするだけです。ファイルをトラックへ変換します。上記のステップに従って お好みのファイルタイプへ変換してください。

3.5 Gnometoaster ファイルタイプレジストリー に新しいファイルタイプを追加する

GnometoasterはCDへの任意のファイルタイプでの書き込みをサポートしています。 オーディオファイルからオーディオトラックをGnometoasterに作らせるためにやるべき ことは、お望みのタイプのファイルをraw 16Bit、44.1Khz、ステレオサウンド信号へ 変換するための、CDレコーディングに適切なコマンドラインプログラムを指定することです。 以下の章ではGnometoasterでまだサポートされていないファイルタイプのものをサポート できるように実装する方法について説明します。これを実行するのは簡単で、 Gnometoasterのソースコードに手を入れる必要はありませんし、つらい思いをする こともありません。あなたは設定をすることと、少しの幸運があればいいのです。

前述したように、Gnometoasterは任意のファイル、ディレクトリをすでに記録されている CD上のトラックに変換することができます。そのために、Gnometoasterは"ファイルタイプ レジストリ"と私が今から呼ぶ機能を持っています。Gnometoasterの設定画面で"Filetypes" ペインを選択すると、レジストリ情報に辿り着きます。









\resizebox*{0,9\textwidth}{!}{\includegraphics{gt_ftr.ps}}









Gnometoasterが、サポートされている各々のファイルタイプに対してエントリーを もっていることが分かるでしょう。デフォルトでは、mp3、ogg-vorbis、wav、shortenの エントリが見えるでしょう。基本的に、Gnometoasterはあなたのファイルについて 2つの重要なことを知る必要があります。

3.5.1 Specifying the decoder

最初の点は、あなたのデコードプラグインが引き渡すデータのタイプと Gnometoasterがそれをもとに作り得るものについての基本的な情報へと分離します。 最初に、Track Typeについて考えます。それはdataもしくは audioのひとつであり、Gnometoasterにどのタイプのトラックが作られるかを 知らせるものです。PCフラグはGnometoasterがこのタイプのファイルを 焼くときにプリキャッシュすべきかどうかを指定します。レコーダがbuffer-underrunの 予防策をサポートしておらず、mp3のようなファイルを素早くデコードできないような ことが簡単に起こってしまうようなスピードよりもかなり高速なものならば、 PCフラグをオンにしてください。そうすればうまくいくでしょう。 次に、Gnometoasterはあなたのデコーダが持つEndiannessのタイプがどれか を知る必要があります。悪いことに、これはあなたのシステムのエンディアンに依存します。 即ち、mpg123はIntel互換機システム上ではlittle endianで出力しますが、PowerPC システム上ではbig endianで出力します。どちらにしても、Gnometoasterはエンディアン を知る必要があり、そうしないと雑音以外何も聞こえなくなります。 Simple approach:トラックをプリビューするときに雑音が聞こえる場合、デコーダ セッティングでエンディアンを変更してください。次に最も重要なこと: あなたが設定しているファイルタイプをデコードするときに利用するコマンドラインツール の名前を指定することです。理想的にはそのコマンドは標準入力からデータを受け取り、 標準出力へデータを出力するべきです。 ほとんどの場合では、標準出力へデータを送ることがサポートされているならば 十分です。ハードディスクの各ファイルによってファイル名が置き換えられる場合には、 $filenameを指定することができます。しかし、ftpサーバから直接CDを焼くような 将来の拡張性はこのスキームを使うことをサポートしていません。あなたの デコーダによって生成された出力情報は16Bit、Stereo、44.1kHzでなければなりません。 あなたのデコーダがこのタイプの信号を生成できないなら、コマンドラインを組み合わせる ことによってゴールへ到達することができます。複数のコマンドラインデコーダを指定 するには"|"(パイピングキャラクタ)で区切られていなければなりません。

3.5.2 Calculating the tracksize

この点はon-the-flyレコーディングの際には極めて重要です。Gnometoasterは、あなたの ファイルを実際にデコードすることよりも前に、トラックがどれくらいの大きさになるかを 知る必要があるからです。トラックサイズを知るために、Gnometoasterは$filesize、$mp3size、 $wavsizeによって参照されるビルトインメソッドを持っています。それら3つのパラメータ はトラックのプロパティによって値を変化させる仮想変数です。それ以外に、 Gnometoasterはトラックサイズを調べる外部プログラムの呼び出しをサポートし、 任意の出力に対する基本的な分析機能を提供します。デコーダエントリの最後の2つの フィールドはこれに対応します。最初のフィールドはどの出力が分析されるべきかを コマンドラインプログラムに指定します。2番目のフィールドは出力情報をトラックの 長さをByte長で表現するよう翻訳するために使用される機能を指定します。 最初のフィールドはトラックサイズを計算する外部ツールを必要としないならば空白 のままでいいですが、2番目のフィールドはByte長のトラックサイズを計算する機能を常に 含んでいなければなりません。

トラックサイズの計算のために外部ツールを指定する必要がある場合には、 最初に必要なことは、プログラムの呼び出し文法を設定することです。これは かなり簡単で、検索するためにコマンドライン上でタイプするもの、 例えば"$file"で置き換えられるファイル名のファイルの演奏時間、を入力 するだけです。。

次にトリッキーな部分です。あなたのプログラムの出力情報をどうにかして 分析する必要があります。abs,int,,sqrt,sin,cos,tan and C-Style boolean operators,といったいくつかの数学関数は別として、Gnometoasterは getpos(y,x)regexp(``regular expression'')という、 あなたのコマンドラインツールの出力情報を検索する強力な2つの方法を サポートしています。後者のプログラムは実行結果として常にストリングを生成するので、 あなたはstrval(``string'')関数を使ってストリングをナンバーへ変換する 必要があります。この概念の基本的なアイデアはいくつかの数学関すを使用している外部 プログラムによって生成された出力情報からバイト長でのトラックの長さを組み立てる ことができるということです。あなたのコマンドラインツールが、 tracksizetool -filename "$file" で呼ばれた場合に次のような出力情報を 生成するという状況を考えます。

Tracksizetool Version 1.03, Copyright 2001 by Arthur Dent

Playing time of file '/home/ghost/something.ext' is

00 Hours, 2 Minutes, 23 Seconds, 43 Frames

トラックサイズを計算するgetopos()機能を使用することができます。この機能が どう働くかを理解するために、トラックサイズツールで生成された出力情報を 数字の格子として想像してください。:getpos(3,1)は私たちの例では"00"を返します。 getpos(3,2)は"2"を、getpos(3,3)は"23"を返します。一般的に、getpos(y,x)は 出力情報のy番目の列のx番目の数を返します。従って、getpos(3,4)でフレームの 数が得られます。

一つのフレームは一秒の1/75で、オーディオデータの2354Byteです。したがって、 私たちは今、ファイルについて知る必要のあることを全て把握しています。: 次のファンクションはByte単位でトラックサイズを計算します(44.1kHz、ステレオストリーム の場合)

((getpos(3,1)*3600+getpos(3,2)*60+getpos(3,3))*75+getpos(3,4))*2354

以上です。この列をファイルタイプレジストリーエントリーの最後のフィールドに 入力してください。一方、全てのコマンドラインツールがgetpos(y,x)ファンクションで 解析できる情報を出力するというわけではありません。この場合は、regexp()ファンクション を使用する必要があります。出力情報がこんな感じだと想像してください。

Tracksizetool Version 1.03, Copyright 2001 by Arthur Dent

Playing time of file '/home/ghost/some08minuteslongfile.ext' is 00:08:03.23

明らかにアンラッキーです。もちろんファイルネームは数字を含んでいますが、演奏時間 から異なる部分を検索するときにgetpos()を混乱させるでしょう。従って、これに 大しては正規表現を使用します。regexp("exp")ファンクションの結果は常に括弧の 中に入れられたexpressionnの最初の部分となります。例えば、 regexp(".*:([0-9]*):.*")は上の出力情報に対して演奏時間の分の部分を返します。 この情報をstrval()ファンクションに通して望みのものが得られます。以上の例では トラックサイズ計算ファンクションはこのように読み込むでしょう:

((strval(regexp(``.* is ([0-9]*):[0-9]*:[0-9]*.[0-9]*$``))*3600+strval(regexp(``.* is [0-9]*:([0-9]*):[0-9]*.[0-9]*$``))*60+strval(regexp(``.* is [0-9]*:[0-9]*:([0-9]*).[0-9]*$``)))*75+strval(regexp(``.* is [0-9]*:[0-9]*:[0-9]*.([0-9]*)$``)))*2354

指定されたタイムフラグメントの各々が括弧の中に入れられていることに注意してください。

4 Frequently asked Questions

いくつかの事柄は通常のドキュメントではカバーできません。それらは別として、 ドキュメントは、不幸なことに、平均的なユーザーが問題に対する解決案を探す最後 の場所となっています。FAQが非常に長い伝統を持っている理由であり、Gnometoasterに 関してもその伝統を壊したくないと私は思います。 というわけで、以下に用意しました。emailやメーリングリストに投稿された記事や 私の純粋な空想からのかけらを集めたGnometoaster FAQです。

4.1 Gnometoasterで、一度に 複数のファイルやトラックをドラッグアンドドロップできますか?

Gtkの複数選択スキームを使うことに抵抗があるユーザーがいるようです。 複数のアイテムをドラッグするためには、個々のアイテムを選択するか、一塊の列を 単にドラッグするかのどちらかを実行するだけです。前者を実行するためには CTRLキーを使い、後者の場合はSHIFTキーを使うというのがその違いです。あとは 全く一緒です。ドラッグしたい1番目のアイテムをクリックしてください。 次にSHIFTキーかCTRLキーを押しながら列の最後のアイテムをクリックするか、列の 次のアイテムをクリックしてください。最後のアイテムをクリックするとき、 アイテムを目的のところまでマウスでドラッグし始める前にボタンを離さないでください。 以上です。


4.2 GnometoasterでDAE(Digital Audio Extraction)が動作しない、または、ドライブの トラックからオーディオトラックをプリビュープレイヤーにドロップした場合に、 "Play"から"Stop Playing"に変わらない。

これには多くの理由があるでしょう。まず初めに、cdromドライブがきちんと設定されて いるかを確認してください。設定が正しいならば、デバイスに相当するデバイススペシャル ファイルに適当なパーミッションが与えられているか確認してください。オーディオ トラックを読み込むためにscsi generic interfaceを使用している場合、sgインターフェース にアクセスできるパーミッションがcdda2wavに与えられているかどうかを確認して ください。いくつかのタイプのCD(CD+のようなもの)は、オーディオトラックをデジタルで 吸い出すために最新のバージョンのscca2wavを使用する必要があります。このように、 GnometoasterはJ・g Schillingのcdレコーディングツールのバージョン1.9を基盤にして 開発がされています。

4.3 Gnometoasterで作ったオーディオCD はコンピュータでは正常に演奏でされますが、ステレオでは認識されません。

まず初めに、CD作成のときにGnometoasterのレコーディングパネルの"multisession" スイッチのチェックを外して、"fixate"スイッチをチェックしていることを確認して ください。また、Gnometoasterのcdrecordがディスクを閉じている間にエラーメッセージ をレコーディングターミナルに出力していないかを確認してください(エラーメッセージ はレコーディングターミナルに赤字で表示されます)。もしそれらが当てはまらないよう でしたら、多分、CDRディスクを扱えない非常に古いCDプレイヤーをあなたが使って いるのでしょう。ごめんなさい、CDプレイヤーをアップグレードしないと、どうしようも ありません。また、最近わたしは、あるDVDプレイヤーが、通常のCDはプレイできるのに、 CDRやCD-R/Wをプレイできないということに気づきました。これは、あなたがDVDプレイヤー を買うときに気をつけなければならないことのひとつです。最後は、安いメディアは cdプレイヤーによっては読み取ることができないということです。これは、CDR上の 有機層が非常に薄いため、あなたのCDプレイヤーのレーザーがこの層を素通りしている のかもしれません。より遅いスピードでレコーディングをすると、この問題は解決 されるかもしれません。

4.4 mp3やwavファイルを焼くと、トラックの 最後に長い無音部分がある、または、無音だけのトラックがある。

一般的に、これは、あなたがmpg123またはsoxのどちらかをインストールしていない (Gnometoasterの次期バージョンではこれをチェックして、警告を発するようにしなければ ならないでしょう)、または、あなたが焼こうとしているmp3ファイルが壊れているかのどちらか が原因であるでしょう。mpg123は壊れたmp3ファイルをなんとかプレイしようとしますが、 ときには同期に失敗して、演奏を停止していまいます。

4.5 別のCDからオーディオトラックをコピー したとき、何も聞こえない、またはトラックが未完了のようです。

これについての理由は、このセクション [*]を読んでください。

4.6 マルチセッションディスクが焼けない。

Gnometoasterマニュアルのインストラクションに従って操作してください。

4.7 マルチセッションディスクのラストセッション をインポートしても、Gnometoasterのファイルシステムエディターに何も表示されない

Gnometoasterのドライブ設定で入力した、CD writerのマウントポイントをチェック してください。また、該当するエントリーが/etc/fstabにあるかどうかも確認 してください。もし、あなたが非rootユーザーとしてGnometoasterを使用している 場合は、writerがuser-mountableであることも確認してください(/etc/fstabの該当 の行に"user"オプションがあるか)。

4.8 Gnometoasterで焼いたマルチセッションディスクが 私のcd writer以外で読めません。

Gnometoasterレコーディングパネルの"fixate"スイッチにチェックが入っているかどうか 確認してください。このスイッチは常に入っているべきです。

4.9 起動後、数秒でGnometoasterが終了します。コマンド ラインには"aborted"のようなメッセージが出力されます。

これは最新バージョンのGnometoasterで修正されたバグです。最新バージョンにアップ グレードしてください。アップグレードせずにこれを回避する方法は、マルチスレッド オプションを無効にしてGnometoasterを再コンパイルすることです。./configureスクリプト に-without-pthreadsを付けて実行し、Gnometoasterを再コンパイルしてください。

4.10 起動直後にGnometoaterが終了します。

This has also been a known bug for quite some time which has been fixed in recent releases. If you don't want to upgrade, you can get rid of it by simply deleting the /.gtoaster.dircache file in your home directory. これも最新バージョンで修正されたバグに関するものです。アップグレードせずにこれを 回避したいならば、ホームディレクトリの.gtoaster.dircacheファイルを削除するだけで 結構です。

4.11 どうやってGnometoasterをアンインストール するのですか?

これはあなたがどうやってインストールしたかによります。ready-madeパッケージから Gnometoasterをインストールした場合は、あなたのディストリビューションのパッケージ マネージャを使ってGnometoasterをアンインストールしてください。ソースコードから インストールした場合は、ソースアーカイブを再度展開して、"./configure"を実行し、 "make uninstall"をrootになって実行してください。

4.12 Gnometoasterをコンパイルしたら、たくさんの エラーメッセージが出力されました。

多分、必要になるライブラリーがインストールされていないからでしょう。Gnometoasterの ソースはlibgtkやibgnomeui32などのすべてのライブラリーを必要とするだけでなく、 ヘッダファイルも必要とするということに注意してください。ほとんどのディストリビューション では、これらは、"-dev"または"-devel"が付いたパッケージ名になっています。Gnometoasterの 古いバージョンはLinux 2.0.xシステム上ではコンパイルされませんでした。最新バージョン のGnometoasterにアップグレードしてください。そのような古いシステム上でGnometoasterを コンパイルするには、ソースコードで#include <linux/cdrom.h> を #include <linux/ucdrom.h>で置き換えなければなりません。前述のように、Gnometoaster の最近のバージョンではこのあたりについて自動的にチェックをするようになっています。

4.13 Gnometoasterが計測した私のデータCDの ファイルシステムサイズが間違っている。

これに関して考えられる理由は、mkisofsがCDに焼かれているものが好きじゃないからだと 思われます。多分、あなたの全ファイルを読む正しい権限がmkisofsに与えられていない からでしょう。この動きはmkisofsがインポートできないマルチセッションCDに対してファイル を追加するときにも見られます。

4.14 Gnometoasterが非常に早いピッチで記録/再生 するmp3ファイルがあります。 

これは古いバージョンのGnometoasterで発生していた問題です。それらのファイルは mpg123を起動します。Gnometoasterのファイルシステムレジストリでmpg123に -stereoと-r 44100の両方のオプションを設定してください。または最新バージョンの Gnometoasterにアップグレードしてください。

4.15 GnometoasterのCD-ファイルシステムに大きなディレクトリ又はホームディレクトリを 加えると、コンピュータのHDDがエンドレスで動いているようです。

最新のGnometoasterにアップグレードしてください。

4.16 プリビュープレイヤーにオーディオ ファイル、又はオーディオトラックをドラッグしても何も聞こえません。しかし、CDRへの 書き込みは正常に行われています。

あなたのシステムの問題か、もしくはGnometoasterのオーディオ設定に問題であると考え られます。Gnometoasterのプリファレンスセットアップに入って、オーディオ出力ドライバ を"Enlightenment sound daemon"から"Open Sound System"へ変更してください。ESDモード はthe enlightenment sound daemonがバックグラウンドで走っている場合にしか機能 しません。the enlightenment sound daemonは他のアプリケーションとサウンドカード を共用するので、非常に有用なのですが。

それでも音が鳴らない場合、あなたのシステムのサウンド設定をチェックしてください (すなわち、カーネルサウンドモジュールが正しくロードされているか)。そして 他のアプリケーションがあなたのサウンドハードウェアをブロックしていないかをチェック してください。

古いバージョンのGnometoasterでは、トラック/ファイルを選択して"Play"ボタンを 押しても機能しないでしょう。あなたはアイテムを"Play"ボタンへドラッグするか、アイテムを ダブルクリックする必要があるでしょう。これはバグではなく概念的な事柄です。Gnometoasterの次期 バージョンでこれは修正されるでしょう。I just thought you should know it cause this apparently driving some people crazy.

4.17 Gnometoasterが、トラックをプレイするかわりに すごいノイズを出します。

これはあなたのシステムでEnlightenment Sound Daemonの設定が誤っているために 生じる問題です。この問題を解決するには、Gnometoasterのオーディオ設定で、 "Enlightenment Sound Daemon"から"Open Sound Sysmtem"へ変更すべきでしょう。

4.18 Gnometoasterは常にトラック間に2秒のプレギャップを記録する。このプレギャップはコンテンツには適当でない。

Gnonetoasterのレコーディングパネルで"Disk-at-once"オプションをチェックして、 cdrdaoがインストールされ、適切に設定されているかを確認してください。Gnometoaster の次期バージョンではプレギャップのサイズをユーザーが調節できるようにする予定です。 プレギャップ間に音楽を挿入することもできるようになります。

4.19 disc-at-onceモードでCDRが焼けましたが track-at-onceモードでは焼けません。またはその逆です。

DAOとTAO writingは異なるバックエンドを利用して機能します。cdrecordがTAOレコーディング で使用されるのに対し、cdrdaoはDAOモードで使用されます。どちらのプログラムも 異なるハードウェア要件があるので、あなたが使おうとしているバックエンドプログラム の要件を満たしているか確認してください。特にバックエンドプログラムが正常に インストールされているかを確認してください(例えば、scsi generic インターフェースへの アクセス権など)。

4.20 Linuxやcdレコーディング関係については 初めてで、Gnometoasterでどうやるのか分かりません。

初めからドキュメントを読んでください。linuxや他のunixシステムでのcdライティングの すべての実装について一生懸命説明してきましたが、あなたが読んでいないのなら、どうにも 助けることはできません。

4.21 GnometoasterではDAEは非常に遅いのですが、 他のアプリケーションを使うと非常に高速にオーディオCDを読み込むことができます。

unix/linuxシステム上でcdromをアドレッシングする方法は二つあります。scsi インターフェース を使う方法と、cdromのデバイスファイルに対するioctl()システムコールを使用する方法です。 Gnometoasterはデフォルトでは後者の方法を利用します。DAEがシステムで完全に機能する 確率を上げるためです。しかし、一部のcdromドライブはscsiインターフェースを利用 するとオーディオデータの読み込みがより高速になります。Gnometoasterに、DAEを実行 する際にscsiインターフェースを使用させるには、ドライブのプロパティにある "use scsi generic for DAE"フラッグを選択してください。Gnometoasterのドライブ設定 からこのプロパティは設定できます。対象のドライブを選択して、"Edit"をクリックして ください。

4.22 ファイルシステムエディターに ファイルは表示されているが、fillstateディスプレイが0MBのままで、cdレコーディング を実行しようとすると、"レコードできるトラックがありません"というメッセージが 表示される。

この動作を理解するには、あなたのcdのデータトラック部分がGnometoasterのtracklist の中のデータトラックとして表示されているということを知る必要があります。この トラックは"Gnometoaster Internal Filesystem"と呼ばれます。もしこのファイルシステム がtracklistにないならば、cdを焼くときににはあなたのデータトラックは考慮されない でしょう。あなたのファイルシステムをtracklistに加えるためには、"Internal Structure" からドラッグして、tracklistにドロップします。直ぐにあなたのファイルシステムのトラック サイズをfillstateが表示されるのが分かるでしょう。Gnometoasterの内部ファイルシステム はファイルシステムが編集され、かつ、tracklistにほかにトラックが無いときには、 自動的にtracklistに加えられるということに注意してください。その他の場合は、 ファイルシステムトラックを手動で加えなければなりません。

4.23 なぜGnometoasterの要件を満たす ために、Internetをスキャンしてまわらなければいけないの?

答えは簡単です。Gnometoasterが使用している全てのバックエンドアプリケーションは 開発中のものだからです。ftpサーバか何かにそれらをまとめて置いておくと、誰かが そのサーバを常時管理しなければなりません。これはGnometoasterのようなボランティア のプロジェクトの許容範囲を超えています。しかし、多くのLinuxディストリビューション にGnometoasterパッケージがあるので、あなたが使っている ディストリビューションに添付の、テストされ、かつ十分に安定したGnometoaster パッケージを使う限り、これらの問題は将来無くなるでしょう。それらのパッケージは 依存情報を保持していて、全ての依存情報が満たされない場合は、インストールが 実行されません。自動的に依存関係を解決する機能を持ったパッケージマネージャを 使えば、Gnometoasterをインストールすることは簡単です。Gnometoasterが付いてくる Linuxディストリビューションには、Debian Linux、Linux Mandrake、Turbo Linux があります。Gnometoasterが動作しているLinuxディストリビューションを管理している 場合は、私宛にメールをください。このリストの中にそのディストリビューションを 加えます。

4.24 XXXというディストリビューションに Gnometoasterをインストールしたいと思っています。Homepage上のどのぱっけーじを 選べば良いのでしょうか?

これは完全にあなたのディストリビューションに依存する事柄です。まず最初に あなたが使用しているディストリビューション用に作成されたと明示されている パッケージがあるかを確認します。もし無いようでしたら、あなたが使用している ディストリビューションがReHatと互換か、少なくともRedHatのパッケージ マネージャを使用しているかを確認します。この場合、GnometoasterのHomepageから redhatパッケージをダウンロードし、インストールするのが安全でしょう(RedHat パッケージが動作するディストリビューションには、RedHat自身と、Linux Mandrake、 SuSE Linuxが含まれます)。あなたがDebianまたはDebianベースのディストリビューション を使用しているならば(これには、Corel LinuxとStomixが含まれます)、Debianパッケージ を使用してください。

もちろん、ソースパッケージから自分でGnometoasterをコンパイルするという選択肢 もあります。これを行うと、あなたのシステムにインストールされたライブラリに対する バイナリ互換性問題がおきないのと同様、最新のGnometoasterを利用することが保証 されます。このマニュアルのGnometoasterのソース配布物のインストール方法に従って ください。

4.25 "Record"ボタンをクリックすると、 Gnometoasterは数秒間一時停止して、レコーディングプロセスを中断する機会を ユーザーに与えます。これが必要なとき、どうやって中止をすればいいのでしょうか?

レコーディングダイアログの"Stop"ボタンを押すだけです。Gnometoasterはレコーディング バックエンドプログラムに対してexitするチャンスを段階を踏んで与えているので、 この操作によって直ちに反応しないかもしれないということに注意してください。 レコーディングバックエンドがexitしない場合、コマンドラインから "killall cdrecord"または"killall cdrdao"をタイプしてSIGTEMシグナルをバックエンド プログラムに対して送信することができます。コマンドはあなたがTAOかDAOのどちらの モードを使っているかに依存します。Gnometoasterは通常モードに復帰するので、 あなたは再度"record"ボタンをクリックして2回目のレコーディングを開始することが出来ます。

4.26 私が使用しているメディアは650MBの データ容量しかないのに、なぜGnometoasterは私のCDRに746MBのスペースがあると 表示するのですか?

Gnometoasterはトラックをオーディオトラックとしてサイズを計算します。トラックを CDRに記録するには様々なモードがあります。最も重要なことはオーディオモードとMODE1 データモードです。後者は、付加的なチェックサムを保存するためにセクターごとに 予備のスペースを確保します。チェックサムはバイナリデータを保存するときに必要になる ハイレベルのセキュリティデータを管理します。その結果、オーディオモードよりも 少ないデータしかCDRには保存できません。これが746MBと650MBの差を生むのです。

4.27 Gnometoasterで80分のブランク メディアに書き込むことはできるのでしょうか?アプリケーションはこれらの ブランクメディアを認識できないようですが。

問題ありません!Gnometoasterは、80分のストレージサイズをfillstateが表示 するようには現段階では修正されていませんが、そういうブランクメディア上の 全てのスペースを使う機能はあります。Gnometoasterを使うと、通常の650MBよりも 多くのデータをそのメディア上に記録することが出来ます。

4.28 (kfmやkonquerorなどの)KDE アプリケーションからのDrag and Dropが機能しない。

最新のGnometoasterとKDE>=2.0にアップグレードしてください。KDEチームはついに Xdndを実装しました。Gnometoasterのソースコードに若干の修正が入ったいま、 あなたのお気に入りのKDFファイルマネージャで完璧に動作します。Gnometoasterと いう名前にもかかわらず、このソフトは将来に渡り可能な限りうまくにKDEをサポートしよう としています。よりおおきなユーザーベースのほうが、スタンダードを 確立するよりも明らかに重要だからです。Gnomeは偉大なシステムであり、KDEも また、そうであります。以上。

4.29 ファイルまたはファイルシステムを レコーディングしようとしましたが、レコーディングターミナルにいくらか警告が 表示されて、プロセスが開始されません。

警告を注意して呼んでください。定義によると、コンパクトディスクは4秒より 小さいトラックを記録することができないということに注意してください。cdrdaoは そのようなトラックを拒否するのに対して、cdrecordはより大きいサイズにする ためにパディングを行います。Gnometoasterの次期バージョンではこの問題を "known bugs"のようなところに置くようにします。

4.30 Gnometoasterはcdをレコーディング しているとき、またはファイル/トラックをプリキャッシングしているとき、進行 ダイアログをアップデートしていません。

これは既知の問題です。Gnometoasterのthreadedバージョンで、cdをレコーディングする 場合は修正されました。しかし、いくつかの理由で、あなたがpthreadサポートを無効にして いるなら、進行状況をアップデートする方法は無いでしょう。マルチスレッドを サポートしているより新しいカーネル/libcの組み合わせにアップグレードするべきでしょう。

4.31 今日、CD-Plus規格のCDをコピーしようと しましたが、GnometoasterはCD-Pluxのデータトラックを読むことができないようです。

GnometoasterはCD-Plus規格のCDのデータトラックの読み込みをサポートしていません。 この機能は次期バージョンで実装される予定です。

4.32 Gnometoasterはあるサーバに対して ネットワークコネクションを張ろうとするようです。これは私のデータをリモートサーバ に転送するトロイの木馬の類ではないのですか?

ご心配なく。あなたのcdromドライブにあるcdを特定するための単なるCDDBルーティンです。

4.33 どうやってCDDB機能をオフにするのですか?

現在のバージョンのGnometoasterではcddb機能を無効にするスイッチはありません。 その代わりに、localhostをGnometoasterが接続を試みるcddbサーバとして設定すること をお勧めします。こうすることで、Gnometoasterは20秒ごとにlocalhostのcddbポート に接続を試みますが、当然失敗します。システムに何の影響もありません。

4.34 CD(R/RW)上に数個のファイルを 焼こうとしました。レコードボタンを1度たたくと、Gnometoasterは全てのファイルを 調べて、ディスク上に記録しました。しかし、そのディスクをマウントできません。 何が悪かったのでしょうか?

あなたは多分、ファイルシステムエディターではなく、トラックエディターにファイルを ドラッグしたのでしょう。その結果、Gnometoasterは複数のデータトラックを含む CDを作成したのでしょう。各データトラックはあなたが加えたファイルのコピーと なったのです(ちょうど、それらのファイルがトラックイメージであるかのように)。 ファイルをファイルシステムエディターにドラッグすれば、うまくいくでしょう。

4.35 Gnometoasterはrootアカウントでは 正常に動作しますが、ノーマルユーザーアカウントで実行すると、エラーメッセージの かたまりが表示されるか、cdromドライブのトラックが表示されません。Linuxユーザーが ノーマルユーザーとして日々の作業に使用することを想定していないのですか?

そうです。しかし、cdrecordとcdda2wavはscsiバスに対するアクセス権をもつ ユーザーが操作することを要求しています。scsiバスはデフォルトではノーマル ユーザーはアクセスできません。しかし、/dev/sgxとデバイスににアクセス権を 設定することで ユーザーがcd writerやcdromドライブにアクセスできるようになります (ここで、/dev/sgxのxはbusナンバーとcd writerのターゲットIDに依存します)。 多分、ベストな方法、addgroupコマンドを使って"cdwriter"グループを作成し、 /etc/groupsファイルを編集してcd writerを使うユーザーをこのグループに入れ、 chown :cdwriter /dev/sgx と chmod g+rw /dev/sgx を実行することです。 また、cd writerとcdromドライブのデバイスファイルにもアクセス権を与えて ください。ほとんどのシステムで、/etc/groupsにユーザーを追加しなければ ならないでしょう。

もちろん、システム上セキュリティが問題にならなければ、chmod a+rw /dev/whatever をタイプしてデバイスにアクセス権を与えることも出来ますし、cdrecordとcdda2wavに 対して、chmod a+s /usr/bin/cdrecord と chmod a+s /usr/bin/cdda2wavをタイプして +suid rootを設定することもできます。再度、cdromのデバイスファイルにアクセス権を 与えることをお忘れなく。そうしないと、GnometoaseterはディスクのTOCを読み込めず、 ドライブに何も無いとtracklistに表示するだけとなってしまいます。 Gnometoasterバイナリに+suid rootを設定すると、明示的に非難されます。 これはシステム上の任意のユーザーが、ある種の怪しいコマンドライン プログラムを使ってだけでなく、簡単なファイルマネージャを使っても、 任意のファイルが読めるようになってしまうからです。ほとんどの設定で、これは あなたが望むこととは明らかに違います。

UNFORTUNATELY, SOME VERSIONS OF CDRECORD SEEM TO DEPEND ON THE ABILITY TO DISABLE SWAPPING FOR CERTAIN MEMORY REGIONS. INSTEAD OF JUST TRYING TO RECORD YOUR STUFF ANYWAY, THOSE VERSIONS WILL EXIT IMMEDIATELY IF THEY COULDN'T DISABLE SWAPPING FOR THEIR BUFFER MEMORY. THIS, OF COURSE, IS A PRIVILEGED OPERATION ONLY ALLOWED TO THE SUPERUSER. SO ALL YOU CAN DO IN THIS CASE IS TO SET CDRECORD +SUID ROOT. I HAVEN'T INVESTIGATED INTO THIS ANY FURTHER BUT I THINK IT IS EVIDENT THAT ON MOST MODERN SYSTEMS BUFFER SPACE IN THE AMOUNTS NEEDED BY CDRECORD WON'T BE SWAPPED OUT ANYWAY DURING THE RECORDING PHASE AS IT IS TOO FREQUENTLY USED.

4.36 Gnometoasterのcdの作成方法を解析 していて、cdrdao用に作られる変なTOCファイルを見つけました。なぜファイル名の替わり に"-"だけがあるのですか?

Gnometoasterがどうやって作成しているかです。cdrdaoにあなたのHDD上のファイルから cdを作成するためにどんなものでも取って来なさいと命令する変わりに、標準入力パイプ を使用して、必要なものをcdrdaoに対して渡しているのです。このように、Gnometoasterは リアルタイムにcd上に作成作成されるものをコントロールすることができるのです。 on-the-flyで記録したいときには、これは必須の機能なのです。cdrdaoにとっては、 オーディオトラックが別のcd上にあるのか、wavファイルなのか、mp3ファイルなのかは どうでもいいことです。cdrdaoにとってはオーディオトラックは全て同じに見えますし、 データを準備しているときにGnometoasterが作成している差なのです。

4.37 cdrecordをnon-rootユーザーアカウント から実行できるように全てのデバイスファイルにアクセス権を与えようとしました。 しかし、cdrecordが、共有メモリをロックできないという警告を発して、起動後すぐに 終了してしまいます。どうしてでしょうか?

これについては確認がとれていないので、異なるバージョンのcdrecordがインストール されていて、一方は非特権モードで機能できるが、もう一方は機能しないという状態が 起こっているのではないかと想像しています。なぜなら、それらはlinuxカーネルが メモリーバッファをスワップアウトすることを禁止しようとするからです(4MBとかの、 非常に少ないメモリーしか載っていないシステムを使っていないならば、起こらない ことでしょうが :-) )。新しい/異なるバージョンのcdrecordを入手すれば、 運があればあなたのセキュリティコンセプトに合致した実装が行えるかもしれません。 そうでなければ、cdrecordに+suid rootを設定しなければなりません。

4.38 レコードをクリックしても何も起こりません。

多分あなたは設定画面でcd writerの設定をしていません。Gnometoasterのドライブリストに 表示されているドライブのひとつはcd recorderである必要があります。ドライブセットアップの "This drive can write CDs"スイッチにチェックを入れて、Gnometoasterにどのドライブが recorderがを指定して教えてください。

4.39 Gnometoasterはどのプラットフォーム で動作しますか?GnometoasterをWindows9x/2K/M/NT/CEへ移植する計画はありますか?

Gnometoasterの最初の開発ターゲットは現在Linuxです。Gnometoasterは Linuxが動いている、AlphaやSparcなど、任意のプラットフォームでコンパイル されるでしょう。しかし、時にはエンディアンに関する問題が発生するかも しれません。特に新しい機能に関してはBigエンディアンシステム上で全ての 修正をテストしたわけではありませんので。あなたがエンディアンやそれらに関する バグを発見したら、しまいこまずに、私たちとその問題を共有してください。

Windowsバージョンについて。これらの事柄は計画にありません。私自身では移植ができない といったような様々な理由のためです。しかし、GnometoasterがWindowsの世界で 必要とされるものだと感じているならば、そしてあなたが移植を行うことができるならば、 歓迎します。多分私たちは同じソースツリー内でこれを達成するための何かをやりとげる ことができるでしょう。cdrecordはすでにWindowsバージョンがあり、Gtkツールキットの移植 版もあるので、仕事は思ったほどハードではないでしょう。

4.40 こんな最悪の問題に直面しました。 使いにくくて、Gnometoasterを私は使えません。

このたぐいのバグは長くは続きません。GnometoasterのHomepageをちょっと覗いて 新しいバージョンか、バグフィックス/パッチが無いか確認してください。 時には、最新のバージョンかどうかが分からないかもしれません。特にGnometoasterの プリパッケージバージョンをダウンロードする場合は。入手できる最新のバージョンを 使っているかをしっかり確認してください。

5 リファレンス

Gnometoasterを使うにあたり、まだ問題がある場合は、A.Eckleder@bigfoot.comまで 気軽にメールをください。またはGnometoaster mailing list (gnometoaster@lists.kando.hu)のメンバーと問題を共有しましょう。

他のリファレンスは http://gnometoaster.rulez.org を見てください。

About this document ...

Gnometoaster User's Guide (based upon GnomeToaster Release 0.5 [Beta1 release])

This document was generated using the LaTeX2HTML translator Version 99.2beta8 (1.42)

Copyright ゥ 1993, 1994, 1995, 1996, Nikos Drakos, Computer Based Learning Unit, University of Leeds.
Copyright ゥ 1997, 1998, 1999, Ross Moore, Mathematics Department, Macquarie University, Sydney.

The command line arguments were:
latex2html -no_subdir -split 0 -show_section_numbers /home/dos4gw/coding/gtoaster_documentation/gnometoaster_users_guide.tex

The translation was initiated by Andreas Eckleder on 2001-06-04


Footnotes

... track-at-once1
cdrecord is being called for every track that should be written on your disc. Between two tracks,most CD writers insert a pregap of 2 seconds automatically in this mode which makes CDDB lookups fail for 1:1 copies and doesn't sound good for live recordings.
... disc-at-once2
the whole CD is written in a single step. Many parameters of the future CD can be controllled manually,so indices can be set in the middle of tracks,pregaps of any length can be inserted etc. Most importantly,however, Gnometoaster can produce an exact copy of a CD in DAO mode.
... MPEG1-LayerIII3
a highly efficient audio compression scheme that allows for near-cd quality sound streams at only 128kbit/sec. It was developed by the Fraunhofer institute which is also holding a patent for the alghorithm used to encode/decode these mp3 files.
... dependencies4
Most program packages coming with a Linux Distribution are heavily relying on other packages. For example, The Gimp, the well-known UNIX image editing program, requires a library called Gtk which contains code to visualize dialogs, buttons etc. In a Micosoft Windows(tm) environment most software packages are providing all the libraries they need themselves. Those libraries are usually copied into the windows system directory by the installation routine,a process which not only requires the user to reboot his machine once the installation procedure has finished in most cases but also increases both the lack of stability of your system and the size of the software package you want to install. Just imagine two different programs using the same library in different versions. as windows can't handle different versions of the same DLL files effectively one program ends up overwriting the library of the other with the consequence that one of the two will usually become very unstable or will refuse to start at all. To overcome this problem in a Linux(tm) environment, shared libraries are usually separated from the programs using them and put into a different library. To avoid a situation where a program is installed that needs a certain library which isn't, the program's package will have a dependency set to the library it needs somewhere in the package header. Thus, the package manager program knows what it takes to make the program run and can either refuse to install the program or try to install the missing library as well.
... fly5
we speak of on the fly recording if we don't store any temporary data on your harddrive during the whole recording process. The data are taken as and from wherever they come and written to cd directly after having been converted into the needed format in realtime by a filter.
... GNOME6
GNU Network Object model environment, an effort to create both a uniform graphical user interface similar to KDE and to provide a powerful application framework including advanced IPC functions including OLE.
... tracks7
While audio tracks have a sector size of 2354 bytes, data tracks have a lower 2048 bytes per sector as data tracks are using a few bytes to store some extra checksum improving error correction. So you can actually store less data to a cd in data track format than you can in audio track format. Gnometoaster generally displays tracksizes in audiotrack format. Due to that, data track images will always result in tracks bigger than their respective file sizes.
... window)8
Please note that in Gnometoaster's current state of development, it is impossible to record symbolic links to a cdr. Gnometoaster dereferences all symbolic links to the files they are pointing at. This can imply some problems if you're adding large and complicated directory trees with references within sub directories referencing others. Gnometoaster is dereferencing symbolic links in a way that should prevent endless recursions. However, adding large directory structures can still take a very long time. I'm working hard on this problem and hope to be able to come up with a Gnometoaster version that can handle symbolic links in a more sane way very soon.
... TOC9
please read this documentation's section about multisession CD recording before you attempt to create a multisession CD.
...'')10
Due to some miscommunication between mpg123 and Gnometoaster it is currently not possible to convert single-channel mp3 files into audio tracks with Gnometoaster. mpg123 doesn't provide an option to force the creation of a raw stereo stream and there's no way Gnometoaster can get the information that a stream is either mono or stereo from mpg123. The filetype registry will support one more field for determining the track format in future versions, though. I apologize for this inconvience but I have to remind you that Gnometoaster is work in progress and that those little problems make about 80% of the work necessary to develop a program like Gnometoaster.
... double-speed11
300kb/sec. The minimum throughput you can currently buy cd writers with.
... TOC12
Table of Contents: That's what your common audio cd player/CDROM drive is reading when you insert a CD. The TOC of a disc is storing informations about the tracks on it.

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Andreas Eckleder 2001-06-04